五感を豊かにする家づくり
私たちは常に「居心地」と「暮らし心地」が共存する住まいを大切に考えています。
それらをトータル的にみて、お客様にとっての「心地よさ」を追及し続け、提供をしていきたいと考えます。
しかしながら、この「心地よさ」という言葉はとても曖昧で、捉えどころがありません。
それら不確かなものをしっかりと捉えカタチにしていくことが、私たち造り手に求められるものではないでしょうか。
大幸住宅はこの「心地よさ」のため、どれだけ取り巻く環境(自然)とうまく付き合い、取り入れることができるかだと考えています。
ただ、時として自然は気まぐれで、なかなかコントロールが出来ないこともあります。
だからこそ大幸住宅は、この自然を仲良く取り入れるための知恵と工夫をたくさんご用意しています。
一人でも多くの方に、この自然を通して五感を豊かにする家づくりを体感していただけたらと思います。
光あふれる
明るい住まい
太陽の光は私たちの暮らしを明るく照らし、窓から差す陽で優しく温まる空間を提供してくれます。
そして陽の光は、同時に大きなエネルギーを持たらしてくれます。
大幸住宅では、南側の窓には必ず下屋根・バルコニー・庇などを設け、太陽の位置が高い夏の時期には陽の光を遮蔽し、室内を涼しく快適な空間になるように工夫をしています。
また、位置の低い冬の時期には陽の光は庇などに遮られること無く、直接取り込むことで室内を暖かくしてくれます。
緑で癒される
豊かな住まい
緑は人の心に安らぎと落ち着きを与えてくれます。そんな緑の風景を室内からも楽しんでいただけるよう、窓の位置や形状などに、工夫をもたらすことが出来ます。
さらに植物の大きさや配置などによって、建物の印象は大きく変わっていきます。南側に落葉樹などの雑木を植えることで、新緑や紅葉などの四季の変化に富んだ身近な自然が楽しめます。
大きな落葉樹の葉は夏の強い日差しを遮り、葉が落ちる冬には陽を住まいの中に通してくれます。
風を感じる
心地よい住まい
大幸住宅の住まいが、一般の住宅よりも窓の数が多く、形状も多様に渡っているのには理由があります。それは陽の光と同じぐらい風の流れも重要視しているからです。
気象データの風配図を元にその地域の風向きや、敷地周辺の建物などの影響も考慮し、必要な時間帯や時期にどちらから風が吹き、どのように流れるかを考えます。
日本の気候、四季を考え、家全体に空気のよどみを作らないように、快適で心地よい住まいになるよう配慮します。
岐阜の木で
安心の住まい
大幸住宅の建てる家は、地域材である岐阜県の木材で造られています。土台や柱には東濃桧を、梁桁には東白川や高山の杉を使用しています。
地元でとれる材料を消費することで、輸送にかかるエネルギーを小さくすることが可能です。また乾燥工程には木質バイオマス乾燥を用いることで、カーボンニュートラルとし新たなCO2の発生を防ぎます。
地元の木を使うことは、地元の山に資金を還元し間伐などを促進することで、山を健全な姿にすることへとつながります。
自然の恩恵を大切にし、
自然に還す
私たちは自然の一部を間借りしながら暮らしをして、生かされています。
それは建設時にも同じで自然の恵みである木材や土、水などの資源を利用させていただいているのです。
家を建てるときや日々生活をするなかで、環境への負荷をゼロにすることはできません。ただ少しでも軽減させるための努力は必要だと思います。
大幸住宅は環境に優しい住まいづくりを一人でも多くの方が実現できることを願っています。